なぜ、バレエ床が必要なのか?

毎日のように、腰やひざが痛い、身体がつらい、と苦労したくない。ダンサーのとして、指導者として、生徒として、なるべく身体を楽にしたいから、いい床にしたい。そんなご要望を、弊社ではよくいただきます。
そもそも、なぜバレエ床が必要なのでしょうか。
近年の海外における研究では、コンクリートだけ、太い角材の上に合板を敷いただけの衝撃を吸収しない硬い床は、疲労を累積的に蓄積し、ダンサーの怪我や身体的リスクを高め、長期的なダンサーとしてのキャリアに影響を及ぼすという結論を伝えています。

将来も長く踊り続けたいといった希望や、怪我のリスクをできるだけ減らすことを考えたとき、衝撃を吸収するバレエ床がとても大事なのです。

スポーツ床と何が違うのか?

 スポーツ床とは、体育館などでよく使われるスポーツ施設の床のことを指します。スポーツ床には、ボールがバウンドするような硬さが求められます。頭をぶつけても怪我をしない程度の弾力性は保たれますが、足はスポーツシューズで守る必要があります。
 一方、バレエは素足に近い状態で行うため、床の硬さからくる衝撃が直に足に伝わります。他のスポーツのように、ゴム底の厚いシューズで調整することはできません。ですので、衝撃を吸収する適度なクッション性が必要となることがご理解いただけると思います。
ただ、柔らかすぎる床では、反発力がなく、無駄な力が入ってしまい、筋肉がかえって疲労してしまうという難しさがあります。また、スプリングを利かせた反発しすぎる床でも、ジャンプや、自らの姿勢を律するために必要な、ダンサー自身の筋力が鍛えられません。

つまり、衝撃を吸収し、硬すぎず、しかも柔らかすぎない。ダンサーの疲労を軽減し、怪我のリスクを減らし、長期的なキャリアとパフォーマンスに貢献するためには、一般のスポーツ床とは異なる性能が、バレエ床には求められるのです。

アテールのバレエ床 お客様の声

アテールのバレエ床をご利用いただいたお客様の声をご紹介します。

  • 「床については、貸しスタジオでやっていたときは、6~7時間続けて教えると、腰が痛くなり、スポーツシューズでやろうかなと思ったぐらい疲れていました。が、こちらの床になってからは全くそういうことがなく、とてもいいです。生徒さんにとっても良いのはもちろん、教える側も楽になったのがすごくいいと感じています。」

    東京バレエスタジオ 関様
  • 「全ての施工においてたいへん満足していますが、特に床に関しては、講師、生徒ともに身体に無駄な負担をきたすことなくレッスンできており、心より感謝しております。先日某バレエ団のダンサーにゲスト出演いただいた際には、当スタジオのリハーサル後、とても踊りやすい床だったという感想もいただきました。このスタジオでお稽古をしっかり積んで素晴らしいバレリーナに成長してくれることを祈って日々頑張ります。」

    ティアラバレエスクール 大西様

バレエ床 商品ラインナップ

アテール スタンダード

スタンダードタイプのバレエ床です。高さが5.5cmで済むところが魅力で、一番人気があるタイプです。

アテール プレミアム

プレミアムタイプのバレエ床です。高さは仕様により9.7cm~10cm程度になりますが、支点をずらして格子状に板を組むことで、どこを踏んでも同じ感覚が得られるところが魅力です。

バレエスタジオ作り5つのポイントを、建築のプロチームが小冊子にまとめ無料でお届けします。 ハーレクイン社 製品:パリ・オペラ座や英国ロイヤルバレエで使用されているリノリウム(ダンスフロアシート)の取り扱いを開始しました。

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